カテゴリー: シンカナウスより
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Vol.79:四章-7
『親元にも帰らずに素行不良かい。感心しないね』 『迷子のアンドロイドに火器を向けておいて、言うことがそれですか…
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Vol.78:四章-6
『……っ、あいつ、何て速度での高速戦闘だ……! 人間の限界を超えてるぞ!』 『だが、今なら、シュタウツァーが抑…
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Vol.77:四章-5
* 『……一度ならず二度までも……! シンカナウスめ、どこまでも馬鹿げた技術を用いよって……!』 …
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Vol.76:四章-4
あちこち爆撃の跡が残るものの、第三師団が拠点を置くサエレ基地は、何とか原型を止めていた。軍事拠点であり、本来…
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Vol.75:四章-3
* 陸軍第三師団のアリス・ルプシー少将は、ひどく居心地の悪い思いで、尋問室の椅子に腰掛け、届いた報…
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Vol.74:四章-2
* とある西方の国の町工場で、工場の社長はおや、と納品書と手元の商品の数を見比べた。「おーい、テオ…
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Vol.73:四章-1
四章 ホワイトコードの叛逆 かたんと音を立てて、カフェスタンドの窓際のカウンター席にトレイを置いた。…
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Vol.72:三章-10
――結局、こうしてしまうのだ。 心に白く炎が燃える。それに呼応するように、白くプラズマの発光が起きるほどに…
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Vol.71:三章-9
* 長い、長い地下道を抜けて。ようやく見つけた、地上に繋がるハッチの蓋を開けた。 重い気持ちに動…
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Vol.70:三章-8
頭をカプセルの冷たい場所に押しつけ、ひたすらに苦悶しながら。 μ(ミュウ)は、見たくもない情報を、知りたく…