貴族という一部の閉鎖された中で楽しまれていた芸術的なものは、産業革命によって市民に一気に広がりました。

今でも、量産化の方向に進む世の中で、一流ブランドの真似をした「なんちゃって商品」を作るメーカーと、「そのシーズンだけ満足できればいい」という消費者のムードが広がっています。


たしかに、魅力的なデザインが安価で手に入るということは喜ばしいことですが、持ち続けるうちに、縫製や素材の雑さに気付いたり、買った瞬間の喜びに勝る「クオリティに対する納得感」が得られなくなり、満足して持てる時間といえばほんの数ヶ月程度ではないでしょうか？

つまり、一流ブランドが放つ、持つ人の気持ちを高揚させる「品格」のようなものが、「なんちゃって商品」にはすっかり抜け落ちてしまっているのです。

ちなみに、L字ファスナー型の長財布を世界に先駆けて作ったのはヴァグリエですが、今や様々なメーカーに模倣されています。

それでもヴァグリエには、「他の財布も使ってみたけど、やっぱりここの財布じゃないとダメなのよ」と言ってくださるお客様が絶えません。

ここに、オリジナルブランドの強さを垣間見ることができるのではないでしょうか。

さて、今週のヴァグリエでは、2023年秋冬のトレンドカラーであるベージュの長財布をピックアップ。ベージュとモカのシックなカラーの組み合わせに、ゴールドの金具が華やかさをプラスする、長く飽きのこないデザインに仕上げています。
興味のある方はこちら▶