今年9月、原宿にて「匿名宝飾店」という名のジュエリーショップが開店しました。約10日間という短期間のイベントでありながら、約4000人の来場者があったとのこと。
このブランド不明の「匿名宝飾店」の正体とは、実はジュエリーブランドの「4℃」。
正体が明かされた時の来場者の反応は、「4℃のイメージが変わった」「匿名であることで初めて手に取ることができた」といったものだったそうです。
ここから分かることは、「私たちはいかにブランド名やブランドイメージという固定されたフィルターを通して商品を判断しているか」ということです。
ブランド名があると、消費者は「私が手に取るにふさわしい物かどうか」を一瞬で判断し、店に入るか入らないか、買うか買わないかの選択をする。
そういう意味では、ブランド名が、購買の選択肢をかなり狭めていると言ってもいいでしょう。
もし、ブランド名というものが存在しない世界なら、消費者はブランドイメージという固定概念から解放されて、商品そのもののクオリティやデザインと真摯に向き合えるようになり、本当に良い物だけが残る世界になるのかもしれません。
さて、今週のヴァグリエでは、ショルダータイプのバッグが人気です。
特に、程よく個性的なシルエットのバッグは、シンプルな装いのアクセントになり、一つあると大変重宝します。
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