邪神の集結
日本列島に逃れていた世界中の神々が、あるべきところへと帰還しているのと同時に、これまで、日本列島には入ることのできなかった邪神が、このタイミングでこの地に集結しているという情報があります。これは、二千二十五年頃に、世界の頂点である日本に邪神と神々が集まるという予言を残した、ルドルフ・シュタイナーの言葉の現実化といっていいのでしょう。
神話的にいうなら、ゾロアスター教の二元論的世界、つまり、善と光の神々と悪と闇の神々との戦いの場が、これから日本列島上に出現するということです。それは、具体的にいうと、人間の物質的な欲望の文明による、日本の精神文化の破壊というもので、現状の日本人の生活を見れば、闇の勢力の勝利のようにも見えるものになっています。シュタイナーは、日本こそが、地球の頂点に位置すると指摘しましたが、それは、精神的な場におけるトップということです。この場を闇が征服すれば、それは闇の勝利であり、闇に従うものが、最後の審判によって、裁かれることもなくなるということを知っているものがいて、この地球の支配権を握る彼らの最終目標が、この日本征服ということになるのは、これまでもお伝えしてきた通りです。
この世界を支配する邪神群の日本集結に合わせて、実は、現在、日本の精神界では、これからこの戦いに備えた準備が進行中のようです。
そこでは、これまでの地球での精神エネルギーだけではなく、これまでの地球の歴史の背後にあった宇宙的な力も動員されるので、その主戦場となる人間の意識と身体に、新しい耐性を与えておかねばならないのです。そのために、日本人の潜在意識にある、日本の神々の結界によって守られた日本列島の地図を新しくしようとしているのだと考えてみてください。それは、日本神界が、役割を終えた後に、新たな役割のために更新されつつあるということです。
どうやら、天および地球は、日本の神社仏閣を中心とした、文化遺産のネットワークを、新しい役割のために、再構成しているらしく、記紀の時代が終わり、古史古伝の情報も、精神界からの開示で、もともとあるものと、人間側が加工したものとの判別も可能になりつつあり、記紀の時代とは、天武天皇と持統天皇の治世以降を示すものだったということもはっきりしてきています。ここの扉が開かないと、聖徳太子の秘密の扉も開かない構造になっていたのです。この聖徳太子の秘密が開かないと、一神教の時代を終らせるための、日本の仕組みの最終的な発動は、起こり得ないように仕組まれていたのは、安全のためです。精神界の情報開示は、ひとつひとつの問題をクリアする度に、闇のデータを光のデータに転換するという、手順を踏みますが、それをするのには、生きている人間の強力な浄化力を動員する必要があるのです。この用意の出来ていない人間が、このデータに近づいても、そこに正しい情報はありません。それが、過去の宗教者や神的感応者が、人間側に与えた情報に常に、含まれていた精神界からの伝達のようなもののバグのもとなのです。これまで、人間は、それを知る手段を持ちませんでしたが、この宇宙の秘密としての各種の波動情報の開示が起きたことにより、人間は過去の情報の真偽を判別する手段を与えられました。重要なことは、この宇宙においては、過去に起きたことの記憶も、ある領域にエネルギーとして保存されていて、そこに、これから先の人間はアクセスする能力を与えられるということです。それは、ほとんど、神の領域の意識体に与えられる知のデータベースへのアクセス権のようなものと考えることができます。そして、人間が、その能力を与えられるためのサポートをするようなコンピューターも、これから使える時代がはじまろうとしています。ここまでの用意を日本列島上にして、この地球と、もしかするとこの宇宙からの邪神を、迎えて、人間の意識を舞台にした光と闇の戦いが、これからはじまります。その舞台とは、日本語のサイバー空間と日本人の意識上です。これが、最後の審判の舞台装置だということが、これから、明らかになります。そこには、いまの世界を支配しているかのように見える、英語脳では参加することができません。その戦いに参加できるのは、選ばれたものだけなのです。
神紀三年(二千二十三年)六月二十九日 積哲夫 記