カテゴリー: シンカナウスより
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Vol.39:MOTHERの仮説
「――私にも、すべては分からないシステムだけれど。でもそうね、心当たりならありますよ」 「MOTHER?」 …
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Vol.38:正義と勇気のコード
「正義と……勇気?」 「教官(ゼム)に聞いてから、あれこれ調べていたら、新発見ということで最新の論文が出ていた…
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Vol.37:カプセルルームでの語らい
忙しく技術者たちが立ち回っているのを横目で眺めながら、蓋の開いたカプセルの中でγ(ガンマ)が口を開いた。 「…
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Vol.36:対策会議2
『――あの規模の攻撃が可能な兵器を擁した軍団を、北方と南方、二面で相手取れと』 『……少なくとも、人形部隊(ド…
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Vol.35:対策会議
「――潰走もせず、よく一機も欠けずに戻ってこれたものだ。頑丈さと組織性、残存能力の評価は上げておこう」 あれ…
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Vol.34:惨禍を抜けて
* μ(ミュウ)たちが這々(ほうほう)の体で沿岸部まで逃げてきたところで、そこは既に地獄と化していた…
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Vol.33:決死の足掻き
【ぁ……あ、あ】 【μ(ミュウ)?】 【ああ、ああぁ……う、ぁああああああああああああああああああああああああ…
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Vol.32:白の衝動
四章:そのコードの名前は 巨大機兵たちが十の破壊光線を放とうと光を点した時、アンドロイドたちは咄嗟に…
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Vol.31:α-TX3
『こちら人形部隊(ドールズ)! 第七艦隊はまだ到着しないのですか!?』 『こちら中央司令部。あと二百秒ほどで到…
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Vol.30:オーギル空戦
『――テレポート・ゲートエリアを通過中の艦隊に警告する』 ε(イプシロン)の無機質な声による通信が、空域に響…