カテゴリー: シンカナウスより
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Vol.49:一章-3
* 「MOTHER、作業の進捗状況はどうだい」 『予定通りです。TYPE:μ(ミュウ)に実装されたシ…
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Vol.48:一章-2
――先日、シンカナウスに侵攻すると同時に、港町の広範囲を焼き払った敵国エントの新型兵器、α-TX3。便宜的に…
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Vol.47:一章-1
一章 10:06:34:49.574 「ひどいな」 完全に焼け落ちた港街を目にして、生存者の救援にや…
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Vol.46:プロローグ2
「――ですが、MOTHERならば、ブラックボックスの中身について、全てを把握している可能性が高い。試用機である…
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Vol.45:プロローグ-1
「シンカナウスより – 後編」プロローグ 「皆様、お忙しい中、こうして時間を割いていただきまして、誠に…
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Vol.44:悪い夢、そのはずだった
「あなたがこのような曖昧な状態になることは、人間と違ってとても少ない。だから、わたしも、予(あらかじ)め、教え…
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Vol.43:不吉
システムの大半をMOTHERに割譲(かつじょう)していると、時間の感覚が薄くなる。ぼんやりとした――人間で言…
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Vol.42:傭兵の企て
「――フーン」 ドリウスはニヤリと笑った。足を伸ばし、ソファから反動を付け、猫のようにしなやかに身を起こして…
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エピローグ/Vol.41:傭兵の大笑い
ドリウス・シュタウツァーは傭兵だ。エントの高官に雇われた、というのは嘘ではない。シンカナウスの海洋観…
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Vol.40:MOTHERからの依頼
「あの人は悪戯好きですから。きっと子供みたいに『必殺技』や『秘密のシステム』を遠くから起動するのが夢だったので…