カテゴリー: シンカナウスより
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Vol.69:三章-7
* 【――TYPE: ε(イプシロン)。応答せよ】 【TYPE: ω(オメガ)。応答せよ】 【TYP…
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Vol.68:三章-6
* ――契約をしましょう。わたしとあなたで。 大昔も行われた、かみとひととの約束です。 あ…
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Vol.67:三章-5
MOTHERはリーデルの言葉に、思うところがあったらしい。困ったようにしばらく沈黙したあと、口を開いた。 「…
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Vol.66:三章-4
そして、MOTHERはこうも続けた。 「まさか、こんな場所までお越しいただく幸運に恵まれるとは思いませんでし…
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Vol.65:三章-3
* ――黄色い光の波紋が、途切れ途切れにかすれながら、赤く燃える半球状の空間の底面を這っていく。 …
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Vol.64:三章-2
* ――僕は、前に君に、神についての話をしたことがあったよね。 僕は生まれつき、自分が恵まれ…
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Vol.63:三章-1
三章 TYPE:MOTHER ――システム・プロトタイプ、音声による命令を確認。 ――再起動プロセ…
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Vol.62:二章-5
* 爆音と共に、目標の施設から炎が上がる。 ドリウスはモニターを覗き込んだまま、ぼそっと呟いた。 …
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Vol.61:二章-4
「……ε(イプシロン)は殺していない。そもそもあの速度で突き飛ばされた程度で、人間がこんな潰れ方をするものか!…
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Vol.60:二章-3
『――MOTHERへの絶対命令、ですか? 賛同しかねます。第一、意味がありません、と私からは申し上げます。政府…