投稿者: 星白 明
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Vol.72:三章-10
――結局、こうしてしまうのだ。 心に白く炎が燃える。それに呼応するように、白くプラズマの発光が起きるほどに…
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Vol.71:三章-9
* 長い、長い地下道を抜けて。ようやく見つけた、地上に繋がるハッチの蓋を開けた。 重い気持ちに動…
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Vol.70:三章-8
頭をカプセルの冷たい場所に押しつけ、ひたすらに苦悶しながら。 μ(ミュウ)は、見たくもない情報を、知りたく…
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Vol.69:三章-7
* 【――TYPE: ε(イプシロン)。応答せよ】 【TYPE: ω(オメガ)。応答せよ】 【TYP…
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Vol.68:三章-6
* ――契約をしましょう。わたしとあなたで。 大昔も行われた、かみとひととの約束です。 あ…
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Vol.67:三章-5
MOTHERはリーデルの言葉に、思うところがあったらしい。困ったようにしばらく沈黙したあと、口を開いた。 「…
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Vol.66:三章-4
そして、MOTHERはこうも続けた。 「まさか、こんな場所までお越しいただく幸運に恵まれるとは思いませんでし…
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Vol.65:三章-3
* ――黄色い光の波紋が、途切れ途切れにかすれながら、赤く燃える半球状の空間の底面を這っていく。 …
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Vol.64:三章-2
* ――僕は、前に君に、神についての話をしたことがあったよね。 僕は生まれつき、自分が恵まれ…
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Vol.63:三章-1
三章 TYPE:MOTHER ――システム・プロトタイプ、音声による命令を確認。 ――再起動プロセ…