2025年4月30日 Vol.52:アカデメイアの新生
精神学教育研究機構というものが生まれたタイミングで、世界では名門たるハーバード大学がトランプ大統領の要求を拒否し、高等教育がもたらした闇が明らかになりました。これは天または精神界のプログラムであると私は考えています。
諸国でアカデミズムがこれほどまでに左傾化し、イデオロギー化したのかの背後には、大きな闇のエネルギーの存在があります。このことを知られたくない人間グループによるプロパガンダで、陰謀論という言葉でそれは片付けられてきましたが、そこで大きな役割を果たしたのが教育とマスメディアなのです。ここで、頭が良いとされる人間が、これらの洗脳工作に積極的に参加したところに、今の人間の魂、または精神性の問題が見て取れます。今の世界の教育システムでは、頭が良い人間はそうでない人間を無意識に見下すのです。たぶんこれが、エマニュエル・トッドという学者が見た西洋の敗北の根本原因です。
西洋の高等教育が精神性に寄与しないというのは、西洋の大学が神学と哲学を主に学ぶ機関であった出発点の歴史を考えると不思議です。かつて大学生は聖職者のような特権を与えられ、世俗の支配権力から保護されるという伝統の中、自由と自治が獲得されてきたからです。アメリカでも大学は多くの資金と優れた頭脳を集めるセクターでした。ところが近年の極めて高額な授業料の設定により、大学卒業者は数千万円相当の奨学金という借金を背負って社会に出ることになります。日本でもアメリカほどではないにせよ、同様の傾向があります。
しかし、これもまた日本社会の健全性か、大学進学率は日本ではそれほど高いものにはなっていません。高等教育が人生や社会生活に必須とみなされていないということです。ここに日本人の一般的な精神性のレベルを見て取ることができます。
近い将来、AI、人工知能の発展により、大学、偏差値エリートの価値は急激に低下します。学歴とは別の評価基準がこれから生まれてくることになります。こうした時代が来ることも日本の仕組みの一部であったので、精神界が早く作れと指示したのが、この二千二十五年に誕生した、精神学教育研究機構です。
ここで学んだ人間は、生まれる前に一人一人の魂に書き込まれたデータに自分自身でアクセスできる能力を開花させ、内なる神格が目覚めます。そこまでの指導は生きている人間の仕事ですが、そこから先は、その内なる神の元たる神格による教育が始まるのです。
私が人間世界に伝え続けた、神を超えよ、仏を超えよ、というメッセージの、この物語宇宙のプログラムは、そうして達成されることになります。それがあなたがあなた自身の小宇宙の救世主となって、この物語宇宙のくびきから解放される唯一の道ということです。
積哲夫ラジオ、第五十二回です。
アメリカでトランプ大統領の要求を、名門大学のハーバート大学が拒否し、世界はエマニュエル・トッドが主張したように、高等教育がもたらした闇を見るタイミングを迎えました。
精神医学教育研究機構というものが生まれたタイミングで、このような事象が発生するというところに、これらのことが天、または精神界でのプログラムであることを示していると、少なくとも私は考えています。
日本でもアメリカでも、その他の先進国と言われる国々でも、アカデミズムの世界がなぜ、これほどまでに、左傾化したイデオロギーの集団に奪われてしまったのか、の疑問は、科学と有物論の相性がいいというところでも説明できそうですが、実は、その背後には、大きな闇のエネルギーの存在があるのです。
それを陰謀論という言葉で片付けるのは、今の世界をこれまで支配してきた人間グループが、一般の人間に、その事実を知られたくないがためのプロパガンダだったということです。
その普通の人間の洗脳工作に大きく役立ってきたのが、教育とマスメディアという巨大な産業分野でした。そして人間社会の中で、頭が良いとされる人間が、この人類全体の洗脳工作に積極的に参加してきたところに、今の人間の魂、あるいは精神性の問題を見ることができるはずです。それを私は無意識の選民意識と呼びたいと思います。つまり、現在の世界の教育システムでは、頭が良い人間はそうでない人間を無意識に下に見ているということです。たぶん、これがエマニュエル・トッドという学者が見た、西洋の敗北の根本原因です。
西洋の高等教育は、精神性の向上には寄与しないというのは、その歴史を考えると不思議な気もします。なぜなら、初期のヨーロッパの大学は、神学や哲学を主に学ぶ機関であったため、大学生というものは聖職者のような特権を与えられ、世俗の支配権力から保護されるという伝統の中で、自由と自治を獲得してきたからです。アメリカという新世界でも、それは同様で、大学は多くの資金と優れた頭脳を集めるセクターでした。ところが、近年アメリカの大学が極めて高額な授業料を設定するようになり、大学卒業者は社会に出たタイミングで、日本円で数千万円とも言われる奨学金という名の借金を背負うことになっています。
日本でもアメリカほどではないにせよ、国立大学といえ、その授業料は私立大学の八割程度にまで上昇しており、外国人留学生に対する手厚い支援と比べると、日本人である学生は一種の逆差別を受けているとしか思えません。
しかし、これもまた日本社会の健全性なのか、日本の大学進学率はそれほど高いものにはなっていません。日本人にとっては、高等教育の価値が、人生や社会生活において必須なものとはみなされていないということです。ここに日本人の一般的な精神性のレベルを見ることができます。
近い将来、大学というものの価値が急速に低下していくことが確実視されているのは、人工知能、AIの発展によって、これまでの偏差値エリートの存在感が急激に低下することが決まっているからです。特に今の日本の支配層として君臨している、東大法学部のような、記憶力が良いだけの学生が集中するところの評価は下がることになります。これらの事象が示しているのは、学歴というものとは別の評価基準がこれから生まれるということです。
これが西洋の敗北の先にある、新しい教育システムの発想の原点となります。こうした時代が来ることも日本の仕組みの一部であったために、精神界が早く作るよう指示してきたものが、この二千二十五年に誕生した、精神学教育研究機構というものです。
そこではこの地球上で、宗教によって伝承されてきた人間の潜在能力の開発プログラムを実践するだけでなく、これまで神と呼ばれた意識体が、人間とコンタクトしてきた意識エネルギーの秘密を、論理的に学ぶことができます。それによって何が起きるのかというと、一人一人の人間に与えられている、魂というものに生まれる前に書き込まれたデータに、自分の力でアクセスできる能力の開花です。
そのレベルに至るまでは、生きている人間の指導が必要ですが、自分の内なる神の覚醒が生じた後は、その内なる神の元たる神格による教育が始まることになります。
つまり、精神学教育研究機構における本当の教師は、神または神々なのです。
私が人間世界に伝え続けてきた神を超えよ、仏を超えよというメッセージに込められた、この物語宇宙のプログラムは、それによって達成されることになります。
神を越えよ、 仏を超えよとは、要するに、あなた自身があなたの小宇宙の救世主となって、この物語宇宙のくびきから解放される唯一の道ということです。
こうした知識は人間が人間に教えるという、これまでの教育システムにはありません。今ある大学教育は、こうした人間の魂の秘密の開示によって、過去のものになるのは時間の問題だったのです。それを示しているのが、今回のハーバード大学の事象なのです。