今回は岡山から700キロ以上離れている茨城の畑の様子を紹介します。2月に踏み込み温床作りをしました。発芽の三大要素である、酸素、水、温度。その中の「温度」を確保するために必要なのが温床です。電気を使わず、微生物が落ち葉を分解する時に発生する温度を利用します。種の発芽を助けてくれます。 人と、植物と、微生物の共同作業になります。まず厚めのコンパネで枠を作ります。うちは内側に断熱材を入れています。集めて置いた落ち葉。
まずは落ち葉を20㎝ほど敷き詰めていきます。目安の棒を入れておきます。
どっさりと投入していきます。
目安のピンクの線まで入りました。
水をたっぷりかけながら、踏み込みます。
今度は、ぬかを入れて、水をたっぷりかけます。そして踏み踏みします。これを6層から7層繰り返します。
これらの作業を6層から7層繰り返します。
そして完成です。この上にビニールを張り、外気温が高い時には風通しを良くして、熱を逃がしてあげたり、温度調整をしていきます。 温床作りが終わったら、次は種を発芽させて苗を作る準備が始まります。こんな風につくる野菜は、味が濃厚、見た目はピカピカ、きれいで美味しいのです。
茨城の畑の踏み込み温床作り
