2024年11月27日 Vol.30:ラッパの音色
今回は神界のプログラムと、アメリカ大統領選挙でトランプが登場したことの意味についてお伝えすることにします。アメリカは人間の手で神の国を地上に表そうとした、イデア優先の人造国家です。発送の原点には聖書がありますが、ヨーロッパと違い、長い歴史をもたない、若い国です。それは、私がかつて伝えたことがある、聖書の神たる意識体が、理想主義者の若者のようなイメージであるというものに通じるものがあります。アメリカ人にとってのアメリカは、神に祝福された国でなければならないのですが、そのアメリカから二千一年の九.一一で神の息吹は消え、二千二十四年の大統領選挙で復活しました。そこに神界の関与があるという情報を提起しているのが、精神学であり、この積哲夫ラジオです。
聖書には一神教の神という存在の神話としての側面と、未来の時空を規定するような言葉のエネルギーが宿されています。その最終章である黙示録に示された終わりのビジョンの信号がラッパの音です。キリスト教圏の人間がトランプ大統領の登場を、ラッパの音と感じているのは間違いないところです。聖書の予言はこうして成就します。トランプ大統領の四年間でアメリカは戦争はしないでしょうが、終末戦争は起きて、聖書の予言は成就して、聖書の時代が終わることになります。これが日本の仕組みが発動した結果生じる近未来の姿です。そこに今の日本国や政治の関与はありません。これから始まる地球の大転換には、ポスト聖書の時代の意味を知らない人間が参加する余地はないのです。それが最後の審判の意味です。
精神学ではこの物質宇宙が物語宇宙だという天の知識をお伝えしています。これに現行人類で初めて気がついた人間がブッダでした。二千五百年後、科学がブッダを超えた宇宙の姿を示したことで、精神学という神も仏も超えた知の領域への扉が人間に開かれました。一神教が役割を終え、それに先立つものだった仏教も役割を終えます。聖書の時代が終わるということは宗教の時代も終わるということである理由がここにあります。
トランプのアメリカで一時的にキリスト教のアメリカが復活しても、次に出てくるのは、この時代のために封印されてきた古い地の神の意識です。先住民として殺された部族の魂を受け継ぐ人間が、肌の色は関係なく、これから生まれてきます。一神教の神のエネルギーが全て地上の人間の魂の元となり、地球では古い神や神々のみたまを持つ人間が生まれるようになるからです。
これらのことを用意した神と神々ですが、これからアメリカやその他の世界を支配してきた闇の力と、目覚めた人間の戦い、そして一人一人の人間の内で生じる光と闇の戦いに、その力を行使することはありません。一人一人が自らの小宇宙の救世主になるというプログラムの告知はすでに為されています。このような一人一人の自立の道が正しい神の意志であると一番知っているのが、正しいアメリカというものだからです。トランプのアメリカは、そういう道を歩むはずです。
積哲夫ラジオ、第三十回です。
今回はこの積哲夫ラジオを始めて三十回の記念として、普通はテーマにしない神界のプログラムと、今回のアメリカ大統領選挙でトランプが登場したことの意味をお伝えすることにします。
アメリカはヨーロッパでキリスト教の神の国を作ることができないと感じた人間を大量に受け入れて、人間の手で神の国を地上に表そうとした、イデア優先の人造国家です。
キリスト教というか、一神教というか、聖書というものにルーツを持つ人間が頭の中で考えたことを現実化する過程で生まれた国家と言ってもいいのでしょう。
つまり、初めから頭でっかちな理屈っぽい人間の集まった国なのです。そしてその発想の原点が聖書という書物です。ヨーロッパには聖書によって作られた長い歴史がありますが、新大陸のアメリカにはそれがありません。
私は聖書の神たる意識体が、人間で言うなら十八歳ぐらいの、理想主義者の若者のようなイメージであることをお伝えしたことがありますが、アメリカという新しい国にもその若さがこれまであったということができます。そしてそのアメリカの建国神話が独立宣言であり、合衆国の憲法ということになります。アメリカ人にとってのアメリカは神に祝福された国でなければならないのです。そのアメリカが神に見捨てられたのが二千一年の九.一一で、その日以来、アメリカから神の息吹は消えました。それが二千二十四年の大統領選挙で復活したのです。そこには地球の神界の関与があるという情報を提起しているのが、精神学であり、この積哲夫ラジオです。
そして聖書には、一神教の神という存在の、神話としての側面と、聖書の時代のプログラムのようなもの、正しくは未来の時空を規定するような言葉のエネルギーが宿されていました。その聖書の最終章である黙示録には、この世の終わりのビジョンが示されています。その信号はラッパの音と記されています。キリスト教圏の人間が、トランプ大統領の登場をそのラッパの音として感じているのは間違いないところです。
聖書の予言はこうして成就し、聖書の時代が終わるのです。ではどう終わるのか。トランプ大統領の四年間で、第三次世界大戦のような終末戦争が起きると予想するものは少ないでしょう。前のトランプ大統領の時代、二千十六年からの四年間、アメリカは戦争をしませんでした。二千二十五年から始まる四年間も、アメリカは戦争をしないでしょう。しかし終末戦争は起きて、聖書の予言は成就して、聖書の時代が終わることになります。
これが日本の仕組みというものが発動した結果として生じる近未来の姿です。そこに今の日本国、日本政治、さらにはほとんどの日本人の関与はありません。これから始まる地球の大転換には、ポスト聖書の時代の意味を知らない人間が参加する余地はないのです。それが最後の審判の意味だということです。
精神学ではこの物質宇宙が物語宇宙だという天の知識をお伝えしています。人間が生きているという時空は物語の舞台なのです。このことに現行人類の中で初めて気がついた人間がブッダでした。過去二千五百年の間、ブッダの到達点が人知の限界でしたが、キリスト教文明から生まれた科学というものが、このブッダの認識を超えた宇宙の姿を人間界に示したことで、精神学という、神も仏も超えた知の領域への扉が人間に開かれたのでした。
一神教も役割を終えました。それならば当然それに先立つものだった仏教も役割を終えることになります。聖書の時代が終わるということは、宗教の時代も終わるということでもあるという理由がここにあります。
トランプのアメリカで、一時的にキリスト教のアメリカが復活したように見えたとしても、次に出てくるのは、日本列島で今進行しているように、この時代のために封印されてきた古い地の神の意識です。
アメリカ大陸において先住民として殺された部族の魂を受け継ぐ人間が、肌の色は関係なく、これから生まれてくることになります。一神教の神のエネルギーは全て、地上の人間の魂の元となった結果、これからの地球で古い神や神々のみたまを持つ人間が生まれることになるからです。
これらのことを用意してきた神と神々ですが、これからアメリカやその他の世界で生じる、人間界をこれまで支配してきた闇の力と、目覚めた人間の戦い、さらには一人一人の小宇宙の中で起きる光と闇の戦いには、その力を行使することはありません。一人一人が一人一人の小宇宙の救世主になるというプログラムの告知はすでに為されています。そしてこのような一人一人の自立の道が、正しい神の意思であると一番知っているのが、正しいアメリカ人というものだからです。トランプのアメリカは、そういう道を歩むはずです。