2024年6月30日 まつりごとニュースVOL.9:日本と地球のまつりごとを担う人材
今の日本は建国始まって以来の危機を迎え、神話の天岩戸隠れのように光を失っています。地球もそれは同じです。私たちは光を失った世で、岩戸開きをするための知恵や計画を行う人材の発掘・育成を始めなければならないのです。
まつりごとは高天原の神々の政治を人間世界に移したものとして考えるべきで、これが民主主義の議会と政府ならば、まず議会の議員は高天原の住人たる神格を有していなければなりません。政府の要人も同じです。
天皇は即位の時に神格を感じるような事象を起こす力により、天または神界の承認があることが示されていますが、その権威のもとがアマテラスからアメノミナカヌシと、宇宙的な神格に変わっています。これからのまつりごとのテーマは、日本列島のためのものから地球全体、宇宙の過去を含むものになっていくのです。
天命を持つミコトモチも、その人自身が最後の審判を内なる宇宙で完成させないと、その天命の発動はありません。これからのまつりごとを担うのは、自らの小宇宙を救済し得た、救世主となった人です。
大本教の出口鬼三郎もまた、日本に救世主が多数出ることを知っていて、それらの人間の用意をして、この世を去りました。神命による仕事と歴史を知り、まつりごとを考える日本人が出れば、世界を変えることができるのです。
<ラジオ内容全文>
積哲夫ラジオ、まつりごとニュースの九回目です。
前回のまつりごとニュースで、日本人は政府よりも天皇を信頼しているということが、これからの日本の新しい政治システムを考える出発点になるはずだ、ということをお伝えしました。
日本人は、まつりごとはお上にお任せして、自分たちはお宝作りに励みたい、という、潜在意識の持ち主である、とも言えるのですが、今の日本は建国以来の危機ともいえる状況なのです。その現状を神話の世界に例えるなら、アマテラスの岩戸隠れというものです。光を失った世界が今の日本です。
神話では八百万の神々がこの問題を解決するために協議して、作戦を練り、神々の参加のもと、岩戸開きを実現するのですが、光を失った世界が神話では高天原です。神界という場ですら、光を失ったことがある、ということになります。
今のこの地球上も、同じように光を失っています。アメリカでもヨーロッパでも、社会はどんどん暗くなり、政治にその可能性を見出せなくなっている中で、未来への希望、人間への信頼を探し求める者たちが、日本のアニメや漫画、その他の文化にかすかな光を感じて、日本文化のブームが起きています。そこには日本の神々の働きかけがあるということに、そろそろ日本人も気づかねばなりません。光を失った世で、岩戸開きを実現するための知恵を出すこと、その計画を作り実行する人材を発掘したり育成したりすることを、この世に光を取り戻すために私たちは始めなければならないということです。
まつりごとというのは高天原の神々の会議と、その決定事項の実行プロセスを、人間世界に移したものとして考えるべきものなのです。これらをする場が民主主義でいう議会と政府の役割だとするならば、まず議会の議員たるものは、高天原の住人たる神格を有していなければなりません。同じく政府の責任あるポストについている要人も、神格を持つものである必要があります。
日本語のまつりごとが政治を意味しているのは、民の生活と国土の安寧を守るための祭政一致の体制であり、その主人公たるものは神格が求められるということです。
天皇たる存在はその即位の時に、誰もが神格を感じるような事象を起こす力によって、天または神界の承認があることが示されています。ただ、光文書ですでに公開したように、アマテラスの天皇からアメノミナカヌシの天皇へと、その権威のもとが宇宙的な神格に変わっていることで、ここから先の日本のまつりごとのテーマが、日本列島のためのものから、地球全体、さらには宇宙の過去を含むものになっていくことが予定されています。
これからの政治を担うための天命をその魂に記された、ミコトモチというタイプの人間存在に与えられている神格というものは、すでに日本の仕組みを担った神格ではない、というのが、私の知らされていることです。その魂の光の開花のためには、すでに地上での働きを完成させた、有名な神格の神社や教会、書物などが知の入り口となるにしても、その人自身が最後の審判を内なる宇宙で完成させないと、その天命の発動はないのです。
お分かりですか。これから先の地球のまつりごとを担える人材というのは、自らの小宇宙を救済し得た、救世主となった人ということになります。精神学では一人一人の日本人が救世主となれる可能性を秘めていると伝えてきました。同じ理由で今の日本を大きく改新するためには、一万と柱の覚醒があれば良いという情報もお伝えしてきました。それらの覚醒者とは救世主ということです。
自分自身の小宇宙の救世主になるということは、それほど困難なことでもないのですが、一神教の世界では、救世主は世界全体を一人で救うもの、という巨大な幻想を広めて、人類の覚醒を遅らせてきました。そこに物語があります。その物語は宇宙由来なのです。
人知が宇宙に至るまで、救世主の物語は読み解けませんでしたが、それはこの日本の仕組みというものの発動で過去のものになり、誰でもが救世主の道を歩める時代がすでに来ているのです。この日本から多数の救世主が現れる-ことを知っていた人物として、出口鬼三郎、あるいは王仁三郎(わにさぶろう)という人物がいました。鬼三郎が晩年、焼き物の製作を続けた理由は、やがて日本に生まれるであろう、救世主のような働きをする人間の用意だったのです。その数は約三千とされます。精神学協会の一万と柱より少ないですが、三千というのは、明治維新の時に動いた覚醒者の数と同じなのです。政治をただの人間、欲深な人間から、神知に至った人間に移行させる壮大な実験が、これからこの日本列島で始まることを 出口鬼三郎も知っていて、その用意をしてこの世を去ったのです。それがわかると、戦後、大本教を出口鬼三郎が、巨大な教団にしなかった理由が見えてきます。
神命による仕事とは、そのようなものなのです。これらのことを知って、まつりごとを考える日本人が出れば、世界を変えることができるのです。
積哲夫ラジオ、まつりごとニュースの九回目です。
前回のまつりごとニュースで、日本人は政府よりも天皇を信頼しているということが、これからの日本の新しい政治システムを考える出発点になるはずだ、ということをお伝えしました。
日本人は、まつりごとはお上にお任せして、自分たちはお宝作りに励みたい、という、潜在意識の持ち主である、とも言えるのですが、今の日本は建国以来の危機ともいえる状況なのです。その現状を神話の世界に例えるなら、アマテラスの岩戸隠れというものです。光を失った世界が今の日本です。
神話では八百万の神々がこの問題を解決するために協議して、作戦を練り、神々の参加のもと、岩戸開きを実現するのですが、光を失った世界が神話では高天原です。神界という場ですら、光を失ったことがある、ということになります。
今のこの地球上も、同じように光を失っています。アメリカでもヨーロッパでも、社会はどんどん暗くなり、政治にその可能性を見出せなくなっている中で、未来への希望、人間への信頼を探し求める者たちが、日本のアニメや漫画、その他の文化にかすかな光を感じて、日本文化のブームが起きています。そこには日本の神々の働きかけがあるということに、そろそろ日本人も気づかねばなりません。光を失った世で、岩戸開きを実現するための知恵を出すこと、その計画を作り実行する人材を発掘したり育成したりすることを、この世に光を取り戻すために私たちは始めなければならないということです。
まつりごとというのは高天原の神々の会議と、その決定事項の実行プロセスを、人間世界に移したものとして考えるべきものなのです。これらをする場が民主主義でいう議会と政府の役割だとするならば、まず議会の議員たるものは、高天原の住人たる神格を有していなければなりません。同じく政府の責任あるポストについている要人も、神格を持つものである必要があります。
日本語のまつりごとが政治を意味しているのは、民の生活と国土の安寧を守るための祭政一致の体制であり、その主人公たるものは神格が求められるということです。
天皇たる存在はその即位の時に、誰もが神格を感じるような事象を起こす力によって、天または神界の承認があることが示されています。ただ、光文書ですでに公開したように、アマテラスの天皇からアメノミナカヌシの天皇へと、その権威のもとが宇宙的な神格に変わっていることで、ここから先の日本のまつりごとのテーマが、日本列島のためのものから、地球全体、さらには宇宙の過去を含むものになっていくことが予定されています。
これからの政治を担うための天命をその魂に記された、ミコトモチというタイプの人間存在に与えられている神格というものは、すでに日本の仕組みを担った神格ではない、というのが、私の知らされていることです。その魂の光の開花のためには、すでに地上での働きを完成させた、有名な神格の神社や教会、書物などが知の入り口となるにしても、その人自身が最後の審判を内なる宇宙で完成させないと、その天命の発動はないのです。
お分かりですか。これから先の地球のまつりごとを担える人材というのは、自らの小宇宙を救済し得た、救世主となった人ということになります。精神学では一人一人の日本人が救世主となれる可能性を秘めていると伝えてきました。同じ理由で今の日本を大きく改新するためには、一万と柱の覚醒があれば良いという情報もお伝えしてきました。それらの覚醒者とは救世主ということです。
自分自身の小宇宙の救世主になるということは、それほど困難なことでもないのですが、一神教の世界では、救世主は世界全体を一人で救うもの、という巨大な幻想を広めて、人類の覚醒を遅らせてきました。そこに物語があります。その物語は宇宙由来なのです。
人知が宇宙に至るまで、救世主の物語は読み解けませんでしたが、それはこの日本の仕組みというものの発動で過去のものになり、誰でもが救世主の道を歩める時代がすでに来ているのです。この日本から多数の救世主が現れる-ことを知っていた人物として、出口鬼三郎、あるいは王仁三郎(わにさぶろう)という人物がいました。鬼三郎が晩年、焼き物の製作を続けた理由は、やがて日本に生まれるであろう、救世主のような働きをする人間の用意だったのです。その数は約三千とされます。精神学協会の一万と柱より少ないですが、三千というのは、明治維新の時に動いた覚醒者の数と同じなのです。政治をただの人間、欲深な人間から、神知に至った人間に移行させる壮大な実験が、これからこの日本列島で始まることを 出口鬼三郎も知っていて、その用意をしてこの世を去ったのです。それがわかると、戦後、大本教を出口鬼三郎が、巨大な教団にしなかった理由が見えてきます。
神命による仕事とは、そのようなものなのです。これらのことを知って、まつりごとを考える日本人が出れば、世界を変えることができるのです。