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精神学協会:ゴッドブレインサーバー掲載
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世界経済のイデオロギー

第一章:日本が崩壊の雛形

明治維新によって世界経済の場に出ることになった日本は、それまでの江戸幕府の時代に、世界最大の産金国として、国内に流通していたはずの貨幣としての金を、ほとんど失った状況からの出発を余儀なくされました。日本産の金が流出したのは、スペインが南米大陸で大量の銀を手に入れて、その結果、世界経済の現場では、金銀の交換比率が劇的に変化したことに、江戸幕府が何の手も打たなかったためだとされます。

徳川家康の時に、江戸幕府がため込んでいた大量の金塊は、消え、それが、徳川埋蔵金という伝説を生みましたが、日本で算出された金のほとんどは、海外に流出したのです。この仕組みの背後にあるのは、多くの人間が考えるような経済の原則などではありません。経済、とくにマネーに関する人間の意識は、神を考えるのと同等、もしくは、それ以上の速度で膨張してきたのです。それは、古代のローマでも、中国の各王朝でも、同じでした。それが、ヨーロッパという場で、近代に到り、資本主義のような考え方や共産主義という政治思想までを生むことになった背景には、ユダヤ教とキリスト教という、一神教世界の思想戦のようなものがあった結果だったというのが、精神界での見方です。バチカンの神の権威によって王侯貴族に与えられた領地とそこに属する民がもたらす富を、増やす仕事を、非キリスト教徒のユダヤ人が独占したところから、現在まで続く、世界経済の骨格が形成されたからです。その富を増やす仕事の先にあるのが、戦争のための費用を用立てるというもので、戦争こそが、金融ビジネスにとっての成長の源泉でした。このムーブメントの台頭期に、世界経済にデビューした日本が、まず日本国内の西南戦争の戦費の調達に苦労し、次の日清戦争でも、日露戦争でも、その戦費の調達をする過程で、この世界を事実上支配している金融の世界を知ることになりました。この経済の本質は、マルクス主義と同じような、ひとつのイデオロギーなのです。イデオロギーとは、いうまでもなく、観念(イデア)と思想(ロゴス)を合体させた造語で、その出発点には、フランスの革命を正当化しようとする思想的潮流があります。つまり、近代の民主主義というものも含めた、西欧文明の出発点にあるのが、このイデオロギーというものなのです。そしてどうやら、このイデオロギーを生み出した人間に思考系に関与したのが、アンチ・キリストの意識体のグループで、その行き着く先は、無神論の世界だったということです。日本が、世界経済にデビューした頃に、生まれたマルクス主義というイデオロギーが、日本で共産主義という言葉に翻訳されて支持者を増やしたのにも、大きな意味があったのです。それを克服するのが日本の存在理由だったということです。

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