しかし、6月に定植した後口トマトが、7月に入り何株か病気になりました。調べてみると疫病でした。そのうちに広がって後口トマトがすべて病気になってしまったのです。とにかく葉っぱをすべて取って支柱から外してあげて、抜かずにそのままにしておきました。 ジャガイモは掘る前日まで雨が降り続いていましたが、土地は下までサラサラで全く湿っていませんでした。 里芋、生姜もとても素晴らしい出来でした。生姜は高さが1m20cmくらい伸びました。ズッキーニは9月初めまで実ってくれました。そして、病気になった後口トマトは、8月中旬頃、草の中で、いつの間にか真っ赤な実を付けていたのです。枯れたものだと思っていたのですが、脇芽が伸びて成長していました。一部を残し、11月の霜が降りるまで実ってくれました。 野菜を見ていると、農薬が必要ない事を教えてくれますね。 2015年にノーベル賞を受賞した大村さんは土の中から抗生物質のもととなるものを発見しました。 このように自然界には、すべて揃っているはずです。必要なものは。 それぞれに対応するものが必ずあるはずなのです。 だから、土の中の微生物が元気でいると野菜も免疫力がアップして、たとえ病気になったとしても 必要であればきちんと回復するのでしょう。