REPORT-3
前回のブログでは「セレブがいない国、日本。」 という、「自称セレブ」から反発を受けそうな話を書きましたが…実は、日本には、芸能人だけではなく、「本来の意味のセレブ」が存在するのです。 その正体を知ることができる、あるエピソードがあります。 遡ること2年前、グッチはブランド創設100周年を祝して、本国イタリアではなく京都で「Gucci in Kyoto」と題したエキシビションを行いました。特に海外のメディアを驚かせたのは、1920年代に建てられた八竹庵（旧川崎家住宅）での展示です。大規模な会場ではなく、西洋と東洋の建築文化が融合したこの小さな会場は、人々を感動させ称賛を浴びました。 過去を振り返ってみても、グッチは一貫して日本市場を重視し、投資してきました。現在のチーフデザイナー、アレッサンドロ・ミケーレも、革新的で質の良いものを「日本エディション」として発表し続け、今ではわざわざ世界からそれを買い求めに来る顧客がたくさんいます。 一方、お隣の中国には、あえて劣悪なデザインや定番デザインばかりを販売し、中国人からは強い反発を招いているという事実があります。（次回に続く） さて、今週のヴァグリエでは、夏の日差しに映える、ホワイト×ゴールドのショルダーが人気です。小さなバッグが今の流行ですが、あまりに小さすぎて入れたいものが全て入らない…そんなお悩みを解消する絶妙なサイズのスリムなバッグです。
