2025年6月4日 Vol.57:マネーへの免疫
敗戦後に日本人の洗脳として、教育からマスメディアまで全ての情報を無神論者のものに委ねた結果、世界のマネーをコントロールしてきた人間グループが、その支配権を絶対的なものにできるかどうかの分かれ目が、この二千二十五年という認識が日本にはほとんどありません。その背景にはキリスト教に弾圧されてきたユダヤ教の論理による復讐のエネルギーがありますが、それは本来日本列島とは相容れないものです。
無神論者が日本の六十六.六パーセントにまでなったのは、開国と明治維新以後、精神界が日本人の人間の魂を、一神教の文化圏で過去に生きた人間にも開放したためです。神ではなく人間の理性を信じる唯物論の共産主義への移行は、日本に限らず、プロテスタントを根拠とする資本主義だった西洋の高等教育の現場でも自然に受け入れられ、それが今のヨーロッパの、エスタブリッシュメントの立場ともなっています。
彼らが問題なのは、自分たちのイデオロギーが正しいものだと信じてしまっている点です。このグローバリストと呼ぶべき人間グループと同じ価値観の持ち主がアメリカの民主党でしたが、共和党のトランプ大統領により、その支配力は急速に失われつつあります。
つまり、今の世界は国民国家の主権というものを重要視するナショナリストと、世界統一政府の道へ進もうとするグローバリストが、次の時代の世界秩序を巡って戦っているのですが、その正体がユダヤ教の国際金融資本家らしいと多くの人間に分かり始めたことで、その勢力下にあるマスメディアや教育界、政治勢力に人々が反旗を翻し、その動きはついに日本列島にまで及びました。これが二千二十五年が大峠と言われる理由です。一人一人の人間の目覚めが遅れれば、人間は支配するものと、支配されるものの物語の時空に、永遠に閉ざされるのです。
これらのマネーの支配力に、一人の人間が対抗することができるのか、という問いに対する回答が、精神学がこの世に伝達している、一人一人の人間が、自らの小宇宙の救世主となることで、この闇のマネーのくびきから、自分の人生を解放するというものです。
もともと、世界のマネーは、アブラハムの行動に示される神との契約として与えられた、命の代価だったと考えてください。今の地球にあるマネーは、初めから血塗られていたのです。マネーを求めて戦争という血の代価で、それを手に入れようとする欲求は、今の人間の本能に組み込まれていると言ってもいいもので、それがこの宇宙のテーマでもあることを、今の人間に伝えるために、モーゼはこの人間の世界への復活を果たしました。
そしてこの積哲夫ラジオで、これらの情報が発信されることで、マネーというものの波動に反応する免疫の回路が人間の中に生まれ、マネーの仕組みを考え直す勇気が生まれます。今の地球上のマネーが発するエネルギーの前に、思考停止になっていた人間たちが覚醒し、自分たちでマネーのルールを新たにすると決めれば、この地球は今いる時空から脱出する道に進むということです。
積哲夫ラジオ、第五十七回です。
世界のマネーをコントロールしてきた人間グループが、その支配権を絶対的なものにできるかどうかの分かれ目が、この二千二十五年という認識が、日本にはほとんどありません。
その理由は、敗戦後に日本人が考える力を失わせるために、教育の現場から新聞、ラジオ、テレビなど、頭に入る情報を、無神論者の人間グループに委ねたからです。無神論者は左翼と言い換えてもいいのですが、その背景にあるのはキリスト教によって差別、弾圧されてきたユダヤ教の論理による復讐のエネルギーで、それは本来日本列島には相入れないものでした。
その無神論者が日本の人口の六十六.六パーセントにまでなったのは、日本人として生まれる人間の魂を、一神教の文化圏で過去に生きた人間にも開放したためだ、というのが、精神界の説明なのです。それは明治維新から始まったもので、開国という言葉は、精神界にも及んだ、ということです。
明治の日本に共産主義の思想は、それが世界の最新トレンドとして流入し、一定の共鳴者を得ます。その理由はコミュニズムという言葉を、共産主義という漢字に翻訳したところにあると私は考えています。
日本神話は初めから、一種の共産思想を高天原から受け継いでおり、日本人の心情にしっくりくる言葉の魔力が、共産主義というイデオロギーにはありました。これは日本だけの話ではなく、西洋と呼ばれたキリスト教文化圏では、プロテスタントの考え方を根拠とする資本主義から、神ではなく人間の理性を信じる唯物論の共産主義への移行は、高等教育の現場で自然に受け入れられ、それが今のヨーロッパの、エスタブリッシュメントの立場ともなっています。
彼らはキリスト教文明に対する否定的な歴史観を世界に広めることで、自分たちの保身を図っているようにも見えますが、問題なのは、自分たちのイデオロギーが正しいものだと信じてしまっている点です。アメリカでも民主党のグループがこのグローバリストと呼ぶべき人間グループとほぼ同じ価値観を持ち、これまでの世界をアメリカのマネーと軍事力でコントロールしてきたのですが、共和党のトランプ大統領によって、その支配力は急速に失われつつあります。
つまり、今の世界は国民国家の主権というものを重要視するナショナリストと、世界統一政府の道へ進もうとするグローバリストが、次の時代の世界秩序をどうするかという戦いを繰り広げている戦場ということです。
これまでの世界ではマネーを握るグローバリストが優勢だったのですが、そのグローバリストの背後にいるのが、キリスト教への復讐権を行使しているユダヤ教の国際金融資本家らしいと、多くの人間に分かり始めたことで、風向きが変わりました。
自分たちの民族文化や、民族国家という自然な結びつきを否定しようとする、マスメディアや教育界、政治勢力の声に、今まで従っていた非支配層が反旗を翻すことになり、それは、ついに日本列島にまで及びました。これが二千二十五年が大峠と言われる理由です。
一人一人の人間の目覚めが遅れれば、この世界はこれまでの歴史を背後から操ってきた人間グループと、その人間グループに力を与えてきた何者かの勝利で、人間は支配するものと、支配されるものの物語の時空に、永遠に閉ざされるのです。
これらの長い長い時間をかけて用意してきたマネーの支配力に、一人の人間が対抗することができるのか、という問いに対する回答が、精神学がこの世に伝達している、一人一人の人間が、自らの小宇宙の救世主となることで、この闇のマネーのくびきから、自分の人生を解放するというものです。
マネーに対する恐怖心は、貨幣経済の中では自然に発生するものだと、多くの人間がいまだに信じていますが、今の世界のマネーを作ることに、最大の貢献をしたモーゼの持つ情報は違うものです。もともと、世界のマネーは、聖書で言うなら、自分の息子のイサクを神への捧げものとするように求められた、アブラハムの行動に示される神との契約として与えられた、命の代価だったと考えてください。
今の地球にあるマネーは、初めから血塗られていたということです。このルーツがあるために、マネーを求めるものは戦争という血の代価で、それを手に入れようとするのです。
この欲求は今の人間の本能に組み込まれていると言ってもいいものです。それが実は、この宇宙のテーマでもあるということを、モーゼという存在は、三千五百年生きて、今の人間に伝えるために、この人間の世界への復活を果たしたということです。そしてこの積哲夫ラジオで、これらの情報がこの地球上の人間界に、あるいは情報の場であるサイバー空間に発信されることで、この宇宙にあるマネーというものの波動に反応する回路が、人間の中に生まれることになります。それは今のマネーを支配している人間グループが、その他の人間には知られたくなかった、マネーの秘密なのです。これを知ることで、免疫が生まれます。正しくマネーの仕組みを考え直す勇気が生まれます。
今の地球上のマネーが発するエネルギーの前に、思考停止になっていた人間たちが覚醒し、自分たちでマネーのルールを新たにすると決めれば、この地球は今いる時空から脱出する道に進むということです。