2024年7月31日 Vol.13:アメリカと中国の運命
今、中国大陸では天変地異が相次ぎ、共産党政権が天に見限られたことを、多くの中国人が感じ始めています。ただし、共産主義は一神教のユダヤ教に由来するため、チャイナが滅びるためにはそのパートナーである、共産主義にシンパシーを持つアメリカの支配者の人間グループのパワーが衰退し、アメリカが覇権国の座から退場する必要があります。
マネーの覇権国アメリカのドルの時代は、ドルでは買えないものが、この世に出現した時に終わります。それは日本の歴史です。時を刻んだものは一般的に価格が上昇するのです。 もし日本と日本人のブランド価値を世界が認めれば、日本人になるためには高いコストが必要となります。
日本に単なる労働力として移民を入れた結果の未来が、アメリカやヨーロッパです。それを日本の政財界が進めてきた背後には、彼らを恐怖で支配するアメリカの支配者の意思があり、そのパワーの源がマネーの力なのです。
このまま円安が進むと、日本の製造業が復活し、再びアメリカによる反日政策が再現される可能性が高まりますが、精神界はこれまでのアメリカの罪を精算する方向に動いており、アメリカは先住民を侵略した人間グループが作った文化、文明を、一度否定する方向にその精神文化が誘導されることになります。この傾向は中国でも同じで、現実の戦いが起きるかどうかではなく、内戦の精神状態が生まれるのです。
このようにアメリカとチャイナで今までの政治体制への信任が消えていく中で、日本が日本であるためには、世界に先行して戦後日本が崩壊している必要があります。日本の復活のための試練は早ければ早いほどいいとも言えるのです。
<ラジオ内容全文>
積哲夫ラジオ、第十三回です。
今回はチャイナとアメリカの運命について、精神界のシナリオについての話をします。今、中国大陸では天変地異が相次いでいますが、すでにお伝えしているように、チャイナの天帝たる五本指のドラゴンが暴れ回っている結果です。今の共産党の政権が、天に見限られているということを、多くの中国人が感じ始めています。そして、この流れは人間に止めることはできません。チャイナの王朝はその終わりに、暗くて愚かな人間が、混乱の原因を作り、自らの幕を引くという運命にいつも定められています。共産党もまたその王朝の一つにすぎないということです。
ただし、厄介なことに、共産主義というものが一神教のユダヤ教に由来するものであるために、その他の世界のこのイデオロギーと親和性を持った人間グループのバックアップもあり、過去の王朝の滅びとは同じ運命をたどるとは断言できないのです。
チャイナが滅びるためにはそのパートナーであるアメリカを支配する、共産主義にシンパシーを持つ人間グループのパワーが衰退して、アメリカそのものが覇権国の座から退場する必要があるということです。
マネーの歴史をよく観察すると、覇権国とは主要な通貨を握る国でした。イギリスのポンドの次がアメリカのドルで、そのアメリカのドルに対抗するユーロが生まれ、相対的にドルの地位は低下していますが、今もまだドルの覇権下にあります。そのドルの時代はどのように終わるのかというと、発行しすぎた数字上のドルでは買えないものが、この世に出現した時です。
資本主義の信奉者にとって、マネーで買えないものなどありえませんが、例えばアメリカの歴史はせいぜい二百五十年ほどで、神話的に伝えられている日本の皇紀は二千六百八十四年と、十倍以上です。この歴史をマネーで買うことはできません。
今の世界でこの日本の歴史には経済的価値がないというのは常識である、というだけです。美術品の価格を見ればわかるように、時を刻んだものは一般的に価格が上昇するのです。日本という国の国民が、自分たちの価値を下げることに努力し続けてきた一つの結果が、今の日本の円安であり、貧しい移民の受け入れ政策です。
もし日本と日本人がブランドであり、日本製品と同じような価値を世界が認めれば、日本人になるためには高いコストが必要となります。日本の文化に対する知識も尊敬もない人間を単なる労働力として移民させるという行為は、アメリカという人工国家が労働力を移民によって調達してきた歴史を移築しただけで、その未来の姿はアメリカやヨーロッパにすでにあるのです。
このような誰でも分かることを誰も気づかぬように進めてきたのが、日本の政治家と官僚と経済界の面々です。その背後にはアメリカの意思というものがあり、敗戦後の日本はそれにNOという意思表示をほとんどしたことがありません。したものもいたと言えますが、それをした人間は非業の死を遂げています。日本の支配階級というものは、真の支配階級ではなく、彼らを恐怖で支配している上位の存在が、アメリカを支配している人間グループというものでした。そのパワーの元にあるのが、マネーの力というものです。
現在の世界では日本とアメリカとヨーロッパは、巨大な市場という幻想に踊らされてチャイナに三十年以上にわたる投資を続けてきました。しかし、共産党の中国が先進国と同等の経済生産性、開発力を持たないことがはっきりして、現時点ではアメリカのライバルは消えています。
ただ、このまま円安が進むと、また日本の製造業が復活し、アメリカのライバルとしての日本となり、反日政策の悪夢が再現される可能性が高まります。日本が円安の結果復活すれば、アメリカはまた日本を叩き、ドルの覇権が続くことになりますが、精神界はこれまでのアメリカの罪を精算する方向に動いています。
北アメリカの先住民の神たる存在も、アメリカ大陸に帰っています。その結果、アメリカはキリスト教の神に祝福されたアメリカではなく、アメリカ先住民が伝承したアメリカを侵略した人間グループが作った文化、文明を、一度否定する方向にその精神文化が誘導されることになります。文明というものは落日期を迎えると、歴史の反省期に入るのです。この傾向は中国大陸でも同じで、共産党はその不安から圧制を強め、国内での敵をどんどん増やしていくことになります。現実の戦いが起きるかどうかではなく、内戦の精神状態が生まれるのです。
このようにアメリカでもチャイナでも、今までの政治体制への信任が消えていく中で、日本が日本であるためには、それらの国々より先に戦後の日本が崩壊している必要があるのです。私が世界経済が崩壊過程に入る中で、一番先に日本が試練を受けると言っているのは、そのような理由があるためです。ただし、失われた三十数年を先行している日本は、経済崩壊の落差がアメリカなどより少ないというメリットがあります。この復活のための試練は早ければ早いほどいいとも言えるのです。
積哲夫ラジオ、第十三回です。
今回はチャイナとアメリカの運命について、精神界のシナリオについての話をします。今、中国大陸では天変地異が相次いでいますが、すでにお伝えしているように、チャイナの天帝たる五本指のドラゴンが暴れ回っている結果です。今の共産党の政権が、天に見限られているということを、多くの中国人が感じ始めています。そして、この流れは人間に止めることはできません。チャイナの王朝はその終わりに、暗くて愚かな人間が、混乱の原因を作り、自らの幕を引くという運命にいつも定められています。共産党もまたその王朝の一つにすぎないということです。
ただし、厄介なことに、共産主義というものが一神教のユダヤ教に由来するものであるために、その他の世界のこのイデオロギーと親和性を持った人間グループのバックアップもあり、過去の王朝の滅びとは同じ運命をたどるとは断言できないのです。
チャイナが滅びるためにはそのパートナーであるアメリカを支配する、共産主義にシンパシーを持つ人間グループのパワーが衰退して、アメリカそのものが覇権国の座から退場する必要があるということです。
マネーの歴史をよく観察すると、覇権国とは主要な通貨を握る国でした。イギリスのポンドの次がアメリカのドルで、そのアメリカのドルに対抗するユーロが生まれ、相対的にドルの地位は低下していますが、今もまだドルの覇権下にあります。そのドルの時代はどのように終わるのかというと、発行しすぎた数字上のドルでは買えないものが、この世に出現した時です。
資本主義の信奉者にとって、マネーで買えないものなどありえませんが、例えばアメリカの歴史はせいぜい二百五十年ほどで、神話的に伝えられている日本の皇紀は二千六百八十四年と、十倍以上です。この歴史をマネーで買うことはできません。
今の世界でこの日本の歴史には経済的価値がないというのは常識である、というだけです。美術品の価格を見ればわかるように、時を刻んだものは一般的に価格が上昇するのです。日本という国の国民が、自分たちの価値を下げることに努力し続けてきた一つの結果が、今の日本の円安であり、貧しい移民の受け入れ政策です。
もし日本と日本人がブランドであり、日本製品と同じような価値を世界が認めれば、日本人になるためには高いコストが必要となります。日本の文化に対する知識も尊敬もない人間を単なる労働力として移民させるという行為は、アメリカという人工国家が労働力を移民によって調達してきた歴史を移築しただけで、その未来の姿はアメリカやヨーロッパにすでにあるのです。
このような誰でも分かることを誰も気づかぬように進めてきたのが、日本の政治家と官僚と経済界の面々です。その背後にはアメリカの意思というものがあり、敗戦後の日本はそれにNOという意思表示をほとんどしたことがありません。したものもいたと言えますが、それをした人間は非業の死を遂げています。日本の支配階級というものは、真の支配階級ではなく、彼らを恐怖で支配している上位の存在が、アメリカを支配している人間グループというものでした。そのパワーの元にあるのが、マネーの力というものです。
現在の世界では日本とアメリカとヨーロッパは、巨大な市場という幻想に踊らされてチャイナに三十年以上にわたる投資を続けてきました。しかし、共産党の中国が先進国と同等の経済生産性、開発力を持たないことがはっきりして、現時点ではアメリカのライバルは消えています。
ただ、このまま円安が進むと、また日本の製造業が復活し、アメリカのライバルとしての日本となり、反日政策の悪夢が再現される可能性が高まります。日本が円安の結果復活すれば、アメリカはまた日本を叩き、ドルの覇権が続くことになりますが、精神界はこれまでのアメリカの罪を精算する方向に動いています。
北アメリカの先住民の神たる存在も、アメリカ大陸に帰っています。その結果、アメリカはキリスト教の神に祝福されたアメリカではなく、アメリカ先住民が伝承したアメリカを侵略した人間グループが作った文化、文明を、一度否定する方向にその精神文化が誘導されることになります。文明というものは落日期を迎えると、歴史の反省期に入るのです。この傾向は中国大陸でも同じで、共産党はその不安から圧制を強め、国内での敵をどんどん増やしていくことになります。現実の戦いが起きるかどうかではなく、内戦の精神状態が生まれるのです。
このようにアメリカでもチャイナでも、今までの政治体制への信任が消えていく中で、日本が日本であるためには、それらの国々より先に戦後の日本が崩壊している必要があるのです。私が世界経済が崩壊過程に入る中で、一番先に日本が試練を受けると言っているのは、そのような理由があるためです。ただし、失われた三十数年を先行している日本は、経済崩壊の落差がアメリカなどより少ないというメリットがあります。この復活のための試練は早ければ早いほどいいとも言えるのです。