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積哲夫ラジオ(宇宙の声)VOL.12

2024年7月24日 Vol.12:一神教の外の世界史


明治の日本が導入した世界史はキリスト教文化圏の歴史です。しかしユーラシア大陸というスケールで見ると、その他にも多様な文化圏が存在し、その東に日本列島があり、独自の言語と文化圏を持っていました。神話的にはユーラシア大陸から一神教の文明によって、古代の神々が追われて日本に逃げてきたことになります。
キリスト教の東への拡大を止めたのはムハンマドであり、イスラムの文化圏を止めたのはチンギスハンでした。その元が滅亡した後のユーラシア大陸では、王家の血にムハンマドとチンギスハンの血が伝承でも必要とされました。
ここでシーボルトの源義経=チンギスハン説を借りると、源氏もまた日本の天皇の筋なので、世界最古の神の血脈が日本にあり、それが世界史に影響を与えてきたというストーリーになります。
また、日本にイエスの血がたどり着いたという伝承、物語が置かれている価値は、建国二百五十年にも満たないアメリカとは比較にならないと知るべきです。
ルドルフ・シュタイナーが発見した精神界の情報は、世界の頂点は日本であるというものです。これを正しく知り、世界に貢献する日本を新しく生み出さねばなりません。
アメリカが退場すればチャイナもロシアも退場し、ユーラシア大陸の激震が始まります。それを担うのはヨーロッパ諸国ではなく日本のみなのです。

<ラジオ内容全文>
 積哲夫ラジオ、第十二回です。
 今回は、世界史と日本史を西洋の視点で見ないとどうなるのか、のお話をします。
 明治の日本が導入した世界史というのは、キリスト教文化圏の歴史で、ギリシャ、ローマからキリスト教圏の成立、中世からルネサンス、大航海時代と植民地の拡大、帝国主義や資本主義、フランス革命やアメリカ独立などなど、今も日本の学校で教える世界史というのはそういうキリスト教の世界史です。
 しかしユーラシア大陸というスケールで見ると、キリスト教文化圏というのはヨーロッパを中心に、現ロシアまで拡大したとしても、その他にイスラム文化圏、ヒンドゥー文化圏、 チャイナ文化圏、その他というように多様な文化圏が存在しています。このユーラシア大陸の東に日本列島があり、そこは古くから独立した文化圏で、独自の言語を持っていたということになります。神話的に言うと、ユーラシア大陸で一神教の文明によって、古代の神々が追われるように日本列島に逃げてきたということになります。多神教と言われるその古代の記憶があるのは、もっぱらヒンドゥー教のインド圏と日本列島だけです。また日本に残る伝承や埴輪の人物像で、イスラエルの失われた十氏族の人々も、日本列島に至っていた可能性も既に知られているところです。
 そのユーラシア大陸でキリスト教が急拡大していた時に、その東への拡大を止めたのは、ムハンマドです。イスラムの文化圏が拡大する中で登場したのがチンギスハンで、昔も今も 源義経説というものがあります。元が滅亡した後のユーラシア大陸では、いくつもの国や帝国が栄枯盛衰を繰り返しましたが、それらの王朝の王家の血には、ムハンマドの血とチンギスハンの血が、伝承ではあっても引き継がれていなければなりませんでした。ある調査によると、チンギスハンのDNAを受け継ぐものは、約一千六百万人にも及ぶと言います。その血はロシア系の貴族を経由して、ヨーロッパの王家にも伝わっているということです。
 キリスト教文明の支配地域では、その王家の血にイエスの血が受け継がれているという神話のような伝説が存在していますが、中央アジアにおいては、ムハンマドの血とチンギスハーンの血が王朝の創設者には絶対に必要なもので、自分にない時にはその血を引く娘を后にすることで、その一族入りを果たしたのでした。これがユーラシア大陸のルールと言ってもいいもので、その血を持てなかったヨーロッパはバチカンの法王を権威のシンボルとして 神の代理人にしましたが、ユーラシア大陸の大きな部分では、神の子孫というものの方が王朝には役立つストーリーだったのです。
 ここで、ムハンマドとチンギスハンの時代を考えてみればムハンマドの没年は西暦632年 先月半の没年は西暦1227年です。それに対して日本の天皇は、はるかに古い歴史を持ちます。
 シーボルトが初めて唱えたとされる源義経=チンギスハン説を借りて、その血の由来が日本だとすると、源氏もまた日本の天皇の筋なので、世界最古の神の血脈が日本にあり、それが世界史にも影響を与えてきたというストーリーになります。この宇宙が物語宇宙と呼ばれる理由は、このような物語性がないと、歴史の一貫性が保たれないからです。日本の神代文字と古代文明の関連性も、同じように物語という視点で見ると、この先の地球の文明に影響を与えるであろう情報です。時空は一様ではないのです。
 今日本で生きてる人間の多くは、アメリカを代表者とする キリスト教文明史観の時空で生きていますが、そのアメリカがユーラシア大陸の中心部で支配権を得ることができるかというと、ムハンマドの血ともチンギスハンの血とも無縁なアメリカ大統領が支持される可能性は、ないと断言できます。
 アメリカは今、独立戦争の時の理念に基づいて新たな独立戦争の時代に向かいつつあります。アメリカに対抗しているように見える共産党の中国も、その経済運営の失敗でかつてのソ連邦のような崩壊の道を進んでいます。ソ連邦が崩壊して生まれた現在のロシアは、ツァーリの時代の記憶で生きていますが、その前はモンゴルの支配下にありました。スラブ民族にとって、タタールのくびきというのは苦い記憶かもしれませんが、今そのロシア人に支配されているタタール人にとっては栄光の時代なのです。今の世界の中の大国である チャイナもロシアもユーラシア大陸の歴史の中での中でどうなっていくのか、日本人は考えるべき時なのです。日本列島にイエスの血がたどり着いたという伝承、物語が置かれているということの価値は、実は途方もないもので、その価値は建国後二百五十年にも満たないアメリカとは、比較にならないと知るべきなのです。
 精神界にある情報はこのように、ルドルフ・シュタイナーが発見した地球の頂点に位置するのは日本であるというものです。これを正しく知り、その価値を守り生かして、世界に貢献する日本を新しく生み出さなければなりません。アメリカが退場すると、チャイナもロシアも退場し、ユーラシア大陸の大激震が始まります。それを担うのはヨーロッパの諸国ではなく、日本のみなのです。そのパートナーはどこにもいません。