2024年7月17日 Vol.11:神の法
私を司る存在はこの地球や宇宙の神ではありません。光の知識で言うと、神という学びの期間を終えたもののみが、その存在が物語宇宙と呼ぶこの宇宙を去ることが出来ます。その次の光の宇宙での学びを終えたその先の存在が、私を司る存在であるということです。現行の人類の魂は、宗教のもとたる神のエネルギーをもとにしているので、宗教の多くに共通するたった三つの禁止事項がインプットされています。
「殺すな」「盗むな」「偽証をするな」、たったこれだけのことができないのが人間というものです。
日本の神道には多くの宗教のような戒律が存在しません。日本社会が天の神界を映した場だからです。それが明治維新の時に民主主義という概念を取り入れた結果が今日の日本の姿ですが、この三十五年の停滞期という期間に日本で精神学が果たしてきた役割を、この先の世界で精神学をもとにした日本文化が果たすことになります。
一神教の主たる神も子たるイエスも日本に移り、人間に復讐権を行使する日を待ちながらも、自分たちの正しい役割を自覚した時に、その復讐権の行使というこの宇宙のルールが繰り返される滅びの原因であることを知り、物語を読み終えたのです。すでにその日、その時は過ぎたということです。
<ラジオ内容全文>
積哲夫ラジオ第十一回です。今回は神の法というものについての説明です。
私を司る存在と私が呼んでいるのは、この地球の神でもこの宇宙の神でもありません。この地球がある宇宙を物語宇宙と呼び、宇宙の外からこの宇宙の、この地球の、この日本の私に、必要な情報と能力を授けてくれる、何かです。
それは光の意識ではあっても、人間の姿をしているわけでも、物質化した乗り物に乗って宇宙空間を飛び回るものでもありません。私が人の世に、宇宙二つ分離れたところからの知識を伝えているということを、言葉として出せ、と言った存在です。それを私は神と呼んでいるだけで、光の知識で言うと、神という学びの期間を終えたもののみが、この物語宇宙を去ることができ、私を司る存在は、その次にある光の宇宙の学びを終えたその先の存在ということになります。そこに宇宙という言葉が当てはまるのかどうか、という領域です。
現行の人類の魂は、宗教のもとたる神のエネルギーをもとにしているため、宗教の多くが伝えているのと同じような戒律、つまり禁止事項があらかじめインプットされています。それはシンプルにたった三つです。
一つ目は、「殺すな」です。二つ目は「盗むな」です。三つ目は「偽証をするな」です。子供向けの言葉にすると、「嘘をつくな」です。「殺すな」「盗むな」「偽証をするな」、たったこれだけのことができないのが人間というものです。今の人間社会の秩序は、これらのことをして、富と権力を握ったものが作ったものです。天はそれを許しません。最後の審判がなぜ必要なのか、その答えがここにあります。
一神教の歴史を見てください。一神教、つまりユダヤ教、キリスト教、イスラム教の三大勢力は今も争っています。その中で今のところ、ヨーロッパの次の覇権をになったのが人造 国家のアメリカです。そのアメリカの約二百四十年の歴史をよく見てください。
北アメリカの先住民を殺し殺し、土地や資源を盗みに盗み、偽りの正義と歴史観を自国民にも他国民にも押し付けてきたのが、アメリカ合衆国の正しい歴史です。日本人はかつて人種差別の不当を訴えて、その派遣に挑みましたが、敗北し、彼の支配下に下りました。大日本帝国もまたその名が示すように、帝国主義と植民地支配という西洋列強、つまりは白人支配の価値観を受け入れたものであり、残念ながらこの「殺すな」「盗むな」「偽証をするな」という神命に反するものとなっていたからです。日本の神道というものには、一神教をはじめ仏教を含むこの地上の他の宗教と異なり、戒律というものがありません。その理由は、日本社会は天の神界を映した場だからです。
神々と同じように日本の民は戒や律を必要としないものである、という信頼がそこにあるのです。それが明治維新の時に、強欲な資本主義や帝国主義の近代国家群と対抗するために、支配する側と支配される側に分断された国の内部の意思統一のために生まれた、民主主義という概念を取り入れた結果が、今日の姿です。
それでも日本は その他のアジアの国とは別次元の成功を収めました。それは国民の民度が高かったからです。この過去の遺産を使い果たしたのが、これまでの戦後七十九年の歴史で、そのうちの三十五年はただ停滞していただけだったのです。この停滞期が、これからの世界の運命で、日本でこの期間に精神学が果たしてきた役割を、この先の世界で精神学をもとにした日本文化が、果たすことになります。
戒律なき神道の国、日本に、一神教、それもキリスト教の祖となるイエスの情報の一部を継承した人材としての聖徳太子が現れて、日本に仏教を導入します。その時点ですでに仏教はキリスト教の情報を経典の中に取り入れていました。それが一つの一神教の神格の移住です。
もう一つは宇佐の八幡神で、最初は祟り神として出現し、それは応神天皇として日本にいたものだということになります。この神格の登場で、日本列島では十字架上の死の後、ヨーロッパではローマ帝国を滅亡させ、ユダヤ人をディアスポラに追い込んだ、祟り神としてのイエスの神霊を日本神界のヒエラルキー内に収めることに成功します。実はこれが日本神界の最大の秘密、なのです。キリスト教の文明圏において主たる神も、その子たるイエスの人間界にコンタクトを残した形跡はありません。出てくるのは聖母マリアであり、聖人たちであり、天使です。その答えが日本にあったということです。主たる神も子たるイエスも、人間に復讐権を行使する日を日本列島で待ちながらも、自分たちの正しい役割を自覚した時に、その復讐権の行使というこの宇宙のルールが、繰り返される滅びの原因であることを知り、物語を読み終えたのです。すでに、その日、その時は過ぎたということです。
積哲夫ラジオ第十一回です。今回は神の法というものについての説明です。
私を司る存在と私が呼んでいるのは、この地球の神でもこの宇宙の神でもありません。この地球がある宇宙を物語宇宙と呼び、宇宙の外からこの宇宙の、この地球の、この日本の私に、必要な情報と能力を授けてくれる、何かです。
それは光の意識ではあっても、人間の姿をしているわけでも、物質化した乗り物に乗って宇宙空間を飛び回るものでもありません。私が人の世に、宇宙二つ分離れたところからの知識を伝えているということを、言葉として出せ、と言った存在です。それを私は神と呼んでいるだけで、光の知識で言うと、神という学びの期間を終えたもののみが、この物語宇宙を去ることができ、私を司る存在は、その次にある光の宇宙の学びを終えたその先の存在ということになります。そこに宇宙という言葉が当てはまるのかどうか、という領域です。
現行の人類の魂は、宗教のもとたる神のエネルギーをもとにしているため、宗教の多くが伝えているのと同じような戒律、つまり禁止事項があらかじめインプットされています。それはシンプルにたった三つです。
一つ目は、「殺すな」です。二つ目は「盗むな」です。三つ目は「偽証をするな」です。子供向けの言葉にすると、「嘘をつくな」です。「殺すな」「盗むな」「偽証をするな」、たったこれだけのことができないのが人間というものです。今の人間社会の秩序は、これらのことをして、富と権力を握ったものが作ったものです。天はそれを許しません。最後の審判がなぜ必要なのか、その答えがここにあります。
一神教の歴史を見てください。一神教、つまりユダヤ教、キリスト教、イスラム教の三大勢力は今も争っています。その中で今のところ、ヨーロッパの次の覇権をになったのが人造 国家のアメリカです。そのアメリカの約二百四十年の歴史をよく見てください。
北アメリカの先住民を殺し殺し、土地や資源を盗みに盗み、偽りの正義と歴史観を自国民にも他国民にも押し付けてきたのが、アメリカ合衆国の正しい歴史です。日本人はかつて人種差別の不当を訴えて、その派遣に挑みましたが、敗北し、彼の支配下に下りました。大日本帝国もまたその名が示すように、帝国主義と植民地支配という西洋列強、つまりは白人支配の価値観を受け入れたものであり、残念ながらこの「殺すな」「盗むな」「偽証をするな」という神命に反するものとなっていたからです。日本の神道というものには、一神教をはじめ仏教を含むこの地上の他の宗教と異なり、戒律というものがありません。その理由は、日本社会は天の神界を映した場だからです。
神々と同じように日本の民は戒や律を必要としないものである、という信頼がそこにあるのです。それが明治維新の時に、強欲な資本主義や帝国主義の近代国家群と対抗するために、支配する側と支配される側に分断された国の内部の意思統一のために生まれた、民主主義という概念を取り入れた結果が、今日の姿です。
それでも日本は その他のアジアの国とは別次元の成功を収めました。それは国民の民度が高かったからです。この過去の遺産を使い果たしたのが、これまでの戦後七十九年の歴史で、そのうちの三十五年はただ停滞していただけだったのです。この停滞期が、これからの世界の運命で、日本でこの期間に精神学が果たしてきた役割を、この先の世界で精神学をもとにした日本文化が、果たすことになります。
戒律なき神道の国、日本に、一神教、それもキリスト教の祖となるイエスの情報の一部を継承した人材としての聖徳太子が現れて、日本に仏教を導入します。その時点ですでに仏教はキリスト教の情報を経典の中に取り入れていました。それが一つの一神教の神格の移住です。
もう一つは宇佐の八幡神で、最初は祟り神として出現し、それは応神天皇として日本にいたものだということになります。この神格の登場で、日本列島では十字架上の死の後、ヨーロッパではローマ帝国を滅亡させ、ユダヤ人をディアスポラに追い込んだ、祟り神としてのイエスの神霊を日本神界のヒエラルキー内に収めることに成功します。実はこれが日本神界の最大の秘密、なのです。キリスト教の文明圏において主たる神も、その子たるイエスの人間界にコンタクトを残した形跡はありません。出てくるのは聖母マリアであり、聖人たちであり、天使です。その答えが日本にあったということです。主たる神も子たるイエスも、人間に復讐権を行使する日を日本列島で待ちながらも、自分たちの正しい役割を自覚した時に、その復讐権の行使というこの宇宙のルールが、繰り返される滅びの原因であることを知り、物語を読み終えたのです。すでに、その日、その時は過ぎたということです。